テレワークで使える無料ツール~NTT 東日本 – IPA 「シン・テレワークシステム」 ~
IPAとNTT東日本が2020年4月21日から「シン・テレワークシステム」を実証実験として無償提供しました。
このシステムを導入すれば簡単にテレワークシステムが構築できます。
短期間のうちに何度もアップデートし、セキュリティ的にも安心して利用できるシステムとなっています。
当初は2020年10月31日までの実験期間でしたが、2020年5月29日の発表では11月以降も継続して利用できることになりました。
本システムは新型コロナウイルス感染防止対策のため有効と考えられ、 2020 年 10 月 31 日以降の継続を望む声が多数であること、技術上の工夫により極めて低いコストでの構築・運用継続が可能となったこと (※1) 、様々なご要望をいただいて機能を改良し続けていること等から、現在関係組織等と調整中ですが、 2020 年 11 月 1 日以降も、少なくとも、国によって「徹底した行動変容」または「新しい生活様式」が求められている期間中は、実験継続したいと考えています。
NTT 東日本 – IPA 「シン・テレワークシステム」 – 2020 年 11 月以降の継続に関する考え方について より引用
ちなみに、このシステムでは大量の『Raspberry Pi 4 Model B』を活用しており、わずか65万円でシステム構築したそうです。
NTT東とIPAは採用されているARMベースのシングルボードコンピュータの製品名について明示的に説明していないが、写真を見るかぎり「Raspberry Pi 4 Model B」そのものだ。
NTTとIPAの「シン・テレワークシステム」はラズパイだった。1ユーザーあたり月14円で運用可能 より引用
会社のセキュリティポリシーや勤務形態によるとは思いますが、このシステムを活用して新型コロナウイルスの感染拡大防止ができたらいいですね。